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2000年蓮池計画一歩前進!

 昭和26年4月、千葉県検見川の遺跡から2,000年前の丸木舟と一緒にハスの実3粒が発見されました。その一粒が発芽に成功し、翌年開花しました。ハスの権威者であり発見者であった大賀一郎博士の名を取り「大賀ハス」と名付けられました。その後、日本各所、世界各国に株分けされて平和を象徴する「古代のロマン」として育てられています。

 佐賀県多久市聖光寺の池にも、この2,000年ハスが栽培されています。

 大町煉瓦館のスタッフの一人から「大町にも、このハスを咲かせよう!」という提案があり、「大町子どもダッシュ村」の隣の「仏法堤調整池」の一画に移植する計画がスタートしました。

 昨年来、聖光寺の野中住職とコンタクトを取り、我々の「主旨と思い」を何回となく伝え、なんとか移植の了解を得ました。

 3月9日。野中住職が種から育てた2,000年ハスのDNAを受け継ぐ「大賀ハス」のハス苗を譲り受けて来ました。

 ハス苗は、しばらくの間、農業専門家のスタッフのビニールハウスで育成され、近々「仏法堤調整池」に移植される予定です。

 順調であれば、6月には大町初の「2,000年ハス」の開花がご披露できそうです。スタッフ一同、大町の「新名所」になればと大いに期待しているところです。

種から育った「2,000年ハスの根」。傷つけないよう、慎重に扱いました。

野中住職を囲んで記念撮影。「このハスを通じて平和を広げて!」という住職の思いを継承したい。

by omachirengakan | 2014-03-10 15:16